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英会話業界が触れたがらない真実/第2回/日本人の英語の学び方と良い英会話スクールの見分け方

第2回

日本人の英語の学び方と良い英会話スクールの見分け方


前回は、聞く(listen),真似(copy),体感(feel)の3つの要素が英会話を身につける上で重要なことをお話ししました。
では、実際に日本人の思考はどうなっているかについて考えてみましょう。

中学からの英語教育ではまずアルファベットを習います。アルファベットがわかるようになったら単語を覚えます。
覚える際には

Car = 車
Apple = りんご

このように、スペルと日本語訳を覚えます。

単語を覚えたら文法を学びます。
学校のテストでは主に単語の意味がわかって正しくスペリングできることと文法に間違いがないかに重点がおかれ、それをすることにより長文が読めるようになるという方針のもとこのような教育が長年行われてきました。

この方法は英語学という学問を学ぶにはとても効率的な方法だと思います。しかし、これはそもそも英会話を前提とした学び方ではないのですが、英語はこのような習い方しかしていないので、ほとんどの人が、これをもっと極めれば英会話ができるのではないか?と思って、文法の精度を上げ、単語、フレーズを丸暗記でたくさんの量を覚えるという、英語学の延長で努力しているんです。

残念ながらこの方法ではどんなにたくさん単語を覚えても文法が正確でもいつまでたっても話せるようにはなりません。
英会話スクールで一般的に行われている英語だけの教科書などを使っても同じです。

なぜなら、それは学問として記憶しているだけで、テストのように考える時間があれば記憶をたどって作文するようなこともできますが、会話は勉強で得た同じ場所の記憶を元に行われないからです。

まれに天才や、血のにじむような努力と力技で無理やりこの方法で話せるようになった人もいるかもしれませんが、普通の人にはなせる技ではないんです。

日本語を話せない日本人、英語を話せないアメリカ人、イギリス人などはほとんどいないことを考えると、もっといい方法が必ずあるはずなんです。

残念ながらほとんどの英会話スクールではこの英語学の延長方式を採用して(意図的かそうでないかは別として)、
たくさん勉強する→話せるようになるというロジックを全面に出しています。なぜなら、ビジネス的にそのほうが都合が良いからです。

たくさん勉強しなければいけない→たくさんレッスンを受ける→たくさんお金を払うという流れになるからです。
さらに運営側に好都合なことに、その効果は目に見えないため、レッスンさえ提供すればお金の対価としての責任を果たせてしまうのです。

運営側としては、あとはレッスンを受けさせることに努力します。ネイティブを使えば、本物なんだから効果があるはず、金額が安ければたくさん受けられるというような、消費者が飛びつきやすいポイントにフォーカスをして運営、広告をします。

英会話ビジネスにはこのようなカラクリがあります。
そもそも、ほぼ不可能な方法を強いられているわけなので最初から時間とお金の無駄になる可能性が大なのです。

全ての英会話スクールがそうであるというわけではありません。中には本来のやり方で真摯に取り組んでいるスクールもあると思います。しかしほとんどのスクール、とくに広告でよくみかけるようなところはそういう傾向にあると思って気をつけたほうがいいかもしれません。無駄なお金と時間をかけてしまわないようスクール選びは慎重に行なってください。

ではどのようにすればよいのか?
ということについて次回から具体的にお話ししたいと思います。

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