英会話業界が触れたがらない真実/第1回/英会話が上達するためのおすすめの勉強法?
第1回
英会話が上達するためのおすすめの勉強法?
オンライン英会話スクールでレッスンをやっていると、たくさんの英語に関するお悩みや相談をいただきます。
単語が覚えられない
単語がでてこない
文法を間違えてしまう
言いたいことがでてこない
英語が聞き取れない
発音がうまくできない
おすすめの勉強法は?
などいろいろありますが、その中で最も多いのが、勉強しているのに上達する実感がないというものです。いつまでたっても話せるようになるとは思えないということです。
文法を最初からさらいなおして、単語を覚え、日記をつけて作文も欠かさず、毎日オンラインレッスンを取る。
このようなルーティンを課して参考書や練習問題もやり、TOEICスコアも上がってきて、英検も受かったりした。でも話せない。
なぜなのでしょうか?
答えは簡単です。
それは、英語の勉強はしているけども話すためのトレーニングをしていないからです。
まず、どのようにして日本語を話せるようになったのかに注目してみましょう
言葉は生まれたときは話せません。
生まれてからしばらくは聞いているだけです。
やがて両親の話す言葉を真似しだします。
聞いて真似をするこれを繰り返します。
聞いて真似をする中で、その意味を体感していきます。
体感したらその言葉がでてきます。
つまり、
聞いて真似をする→体感する
体感する→真似した言葉がでてくる
この流れを繰り返して言葉の幅を広げています。
ここで重要になってくるのが、聞く(listen),真似(copy),体感(feel)の3つの要素になります。
聞く(listen),真似(copy),体感(feel)
ここまでくるとおわかりかと思いますが、会話をするためには聞く(listen),真似(copy),体感(feel)の3つの要素をトレーニングする必要があるのです。
母国語が話せるのは成長の過程で自然にトレーニングをされているからです。これはどんな言語においてもこの3つの要素に基づいて自然にトレーニングされているんです。
次回はこの要素を元に、現状の英語学習がどうなっているかについてお話ししたいと思います。